熱 中 症

熱中症とは、「体温調節ができなくなることで体にいろいろな障害が起こる状態」のことです。人間は、高温の炎天下にいると、大量の汗で体の水分や塩分が失われ体温調節がうまくできなくなってしまいます。

子どもは熱中症になりやすい

子どもは大人に比べ、暑さに弱く、熱中症になりやすい性質があります。

その理由として、

  • 汗をかくための体温調節機能が未熟で体内に熱がこもりやすいこと
  • 背が低いため地面からの照り返しの影響を強く受けること
  • 自分で自分の体調の変化を訴えにくいこと

などが挙げられます。周囲の大人が子どもに異変がないかを気にかける必要があります。

予防

外出時に水筒やペットボトルを携帯させて、喉が渇く前に少しずつ水分と塩分を補給させるようにしておきましょう。服装は、通気性の良い涼しい服を暑さに応じて脱ぎ着できるようにして、外出時には必ず帽子をかぶらせましょう。こまめに日陰、屋内で休憩することも忘れずに。

高温状況下での運動時には、20分毎の経口補水が必要です。補給するのは電解質などが含まれたイオン飲料が望ましいです。

乳幼児での注意点としては、たとえ短時間でも自動車内へ残さないこと。ベビーカーの中もアスファルトの照り返しやフードの影響で高温になるので、暑い日には時々フードを開けて赤ちゃんの状態を観察することも重要です。

治療

炎天下や暑い部屋にいた子どもの顔が赤く、汗をいっぱいかいて体温が高い時は、緊急事態です。すぐに涼しいところに移動し、氷やぬれタオルで体を冷やし、水分と塩分を補給が必要です。ぐったりしている場合や、うとうとしている場合は、直ちに救急車で病院に運ぶ必要があります。