設備の紹介

腹部エコー

当院は、便秘の患者様を数多く診療しております。便秘診療においては、体への負担がない腹部エコー検査を用いて状態の評価を行っております。

また、小児では腹痛の訴えが多く、その中には、緊急性のある疾患や早期に対応が必要な疾患も含まれます。腹部エコー検査では、これらの疾患や症状を評価するうえで、多くの有益な情報が得られます。嘔吐や下痢などの胃腸症状を持つ患者様に対しても早期診断・早期対応のために積極的に腹部エコー検査を行い、原因の検索に努めております。

 

自動血球計数CRP測定装置

当院では、感染症などにより発熱が長引く場合、発熱の原因がはっきりしない場合には、積極的に血液検査を行っています。院内の血液検査機器により、わずかな血液量で数分の間に、白血球数とCRP値を知ることが可能です。これにより、診察だけでははっきりとしない、血液中の炎症の程度を知ることができ、このままの治療を継続して良いのか、あるいは、入院等の治療に進むべきなのかの判断材料になります。実際に、これまでにも多くの患者様で、血液検査により、入院治療の必要性のある細菌感染症(髄膜炎、尿路感染症、菌血症など)や川崎病などを、早期診断・早期治療につなげることができました。

視覚スクリーニング検査(スポットビジョンスクリーナー)

人間の視力は、赤ちゃんの頃からいろいろな物を見て神経細胞や脳細胞が刺激されることで発達していき、6歳頃には大人とほぼ同等になるといわれています。しかし、視力が発達する幼児期に適切な刺激を受けないと、視力の発達が妨げられて十分な視力が獲得できなくなってしまいます。この状態を「弱視」といいます。

弱視になる原因としては、屈折異常(近視・遠視・乱視)や斜視、不同視などがありますが、 3歳児健診でこれらが見逃された場合には、治療の遅れにつながることが指摘されています。弱視も他の多くの疾患と同様に、早期診断・早期治療が重要ということです。

 しかし、小さなお子様では、検査自体が難しいことも事実であり、実際には3歳児健診で十分な評価ができないまま過ぎ去っていく場合も少なくないのが現状です。

スポット ビジョンスクリーナーは、お母さんに抱っこされた状態で、たった数秒で近視、遠視、乱視、不同視、瞳孔不同など、弱視の原因となる異常を検出することが可能な検査機器です。お子様の検査に対する難しさを克服する画期的な機械といえます(詳しくはこちらをごらんください)。

 次のうち該当することがある場合には、一度検査をお勧めします。

 

 ● ご兄弟やご両親いずれかに弱視の既往がある

 ● 片目つむりをする

 ● テレビや絵本を見るときに、目を細めたり、首をかしげたり、顔を回したりする

 ● 階段を降りるのを怖がる

 ● 何となく、黒目の位置が偏っている気がする

 ● テレビを非常に近い位置から見たがるら

 ● つまずきやすい、転びやすい

 ● 絵や物、人を見まちがえることがある

 

もし異常が見つかった場合には、眼科専門機関に紹介いたします。