当院の新型コロナウイルス感染症の診療体制について

①院外に発熱外来設置

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の院内感染防止のために、クリニック横の駐車場スペースの一部にコンテナを設けて、COVID-19の疑いのある方の検査・診察(発熱外来)を行っております。

実際には、発熱があるお子様のうち、学校や園でCOVID-19が発生している場合(いわゆる濃厚接触者に当たらない場合でも)や、ご家族(大人の方)にも発熱者がみられる場合などに使用する診察室であり、COVID-19疑いの方専用の診察室です。会計を含めてすべての診療をこの場所で完結しております。

COVID-19疑いの患者さんとそれ以外の患者さんで、診療空間そのものを完全に分離して接触機会をゼロにすることで、院内におけるCOVID-19の感染を防止しております。

 

発熱外来(コンテナ)の室内は、

  • 陰圧仕様の空気清浄機による完全陰圧設計(室内でのウイルスの飛沫を完全に吸着)
  • HEPAフィルター付パーテーション2台設置による気流の調節
  • オゾン発生器によるウイルス・菌の不活化

の3点を施し、特別な感染防御室となっております。

 診察時にはさらに、ガウン・グローブ・フェイスシールドを着用しております。

※COVID-19を心配される方は、まず、WEB予約とWEB問診を行っていただき、その後電話での連絡をいただいております。

② 新型コロナ検査装置「ID-NOWインスツルメント(アッボト社製)」の新規導入

この検査装置は、COVID-19 の診断において、PCR検査と同等の信頼度のある遺伝子検査法である「等温核酸増幅法(NEAR法)」を用いた検査機器で、13分以内で陽性陰性の判定ができます。厚生労働省でも承認済みの検査です。

また、当院で従来行っていました抗原検査と比べ、検査に必要な遺伝子量がごく少量で済むことから、検体量が少なくて済みます。

 

尚、当院では無症状の方、大人の方への検査は行っておりません。発熱など、COVID-19を疑う症状のあるお子様に対してのみ検査を行っておりますので、ご了承ください。